概要
【長谷川 周夫】
事業者登録約20万社、技能者登録約187万人となった建設キャリアアップシステム(CCUS)は、現場デバイスとの双方向でのデータ連携を開始。加え、建退共の電子申請方式との連携を開始し、ますます建設業界共通のデータベースとしての機能が高まっています。また、技能者用スマホアプリの建キャリでは、資格者証等のスマホ画面表示が建設現場で活用推奨されるなど、建設業界のDXに寄与しています。こうしたCCUSと連動したDXの推進に加え、CCUSを企業の人材育成に活用し成果を上げている経営者を迎え、CCUSのメリットの広がりをお伝えします。
【福岡 信一】
株式会社長浜機設の福岡信一代表取締役が、建設業界の人材不足という課題に対し、CCUS(建設キャリアアップシステム)を軸とした人材育成の取り組みを紹介。従来の年功序列型評価制度を見直し、「成長支援制度」と「成長シート」を導入し、CCUSのレベルと連動させることで社員個々の成長を可視化。この取り組みにより、①社員の自発的な成長意欲の向上、②顧客からの信頼獲得、③毎日の環境整備活動による職人の意識改革という3つの効果を実現。今後の課題として、顧客や協力会社への更なる理解促進と、評価基準の継続的見直しを挙げている。2年連続で国土交通省の建設人材育成優良企業表彰を受賞した先進事例。